三越伊勢丹ホールディングスが中国産のクリを欧州産とメニュー表示 [時事寸評]
していた等の虚偽表示があったことを発表した。6日。
問題のクリは、日本橋三越の「カフェウィーン」。 ケーキのモンブランに使用したクリは欧州産とメニュー表記していたが、これが中国産。
もうここまで来ると、騙すのが当たり前で、消費者は信用しないというのを基本にしないといけませんね。 ていうか、個人的には産地とか全然信用してなかったけど、信用してはいけないということを今回の一連のニュースで確信できましたよ。
ただ、ちょっと興味深いのが、産地を偽装して何が悪いのかというところ。 もちろん騙すのは悪いに決まっているのだが、実験では、偽装していい食材を使っているように表記したものを食べると、正しく表記した場合に比べて美味しく感じることが分かっている。 つまり、誤表記かもしれないが、それによって食べる人はおいしくいただけるのである。
そりゃまあ味を判断するのは大脳なんだから、騙されたまま食べたら美味く感じるというのは分かる。 じゃあ最後まで騙し通してくれよというのも何か変だけど。
例えば肉や魚は、ある程度成長したものを輸入してから、一定期間育てると、その時点で国産と表記していい、みたいな規則があったと思うのだけど、そういうのはどうなんだろ。
ところで、最近行ったある回転寿司のエビ。 以前はクルマエビとか書いてあったと思うのだが、ふと見ると大エビと書いてあった。 大エビというのはクルマエビを意味することもあるらしいが、いやいや、大きいから大エビだと言われたら確かに大きかったし文句が言えない。
ちなみに何てエビなんですかね…味じゃ分からないし。 美味であったからいいのだけど。
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