韓国で中国から人肉入りカプセルが大量に密輸されている [時事寸評]
というニュースが27日、MNS産経ニュースで報じられた。
人肉カプセルって何かというと、
死産した胎児や乳児の遺体を粉末にして詰めたもの
らしい。なぜ売れるのかというと、滋養強壮のほか、がんなど万病に効くというのだが、その時点で怪しいと思わないのだろうか、まあ別にいいけど。
最近読んだ本で、夢枕獏さんの「黒塚」で、地球に小惑星が激突して、大量の動植物が絶滅して食料も激減して大半の人が死ぬシーンで、
皮肉なことに、その時、一番地球上に多くあった食料というのは、人の肉だったのである。
(p.343)
まあ確かに。皮肉って表現がナイスなんだけど、逆に考えたら、人間の肉とはそこまで極限になって初めて食料になるという、最後まで避けられるべき存在なのである。諸説あるけど、食文化としては人の肉はタブーの所が多い。日本では、死者の肉や骨を弔いの意味で食べるという風習があった地域があるが、もちろん現在は廃れていると思われる。しかし、ある時代においては、死者を食べるというのは今ほどはタブーではなかったし、人間の肉(骨?)は、ある意味霊的な力を持ったものでもあったのだ。
でも何しても密輸はよくない罠。
【海外事件簿】中国製人肉入りカプセルが「万能薬」? 韓国に大量密輸+(1/6ページ) - MSN産経ニュース
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