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ロンドン五輪女子柔道の選手が合宿中に監督らに暴力を受けていた [時事寸評]

ことが29日、関係者への取材で分ったそうだ。

しかも、国内女子トップ選手15人が、JOC(日本オリンピック委員会)に、昨年11月中旬に告発していた。 内容は、

練習や試合に際しての選手への殴打、暴言、負傷中の選手に対する試合出場の強制

が含まれているというのだが、 テレビの報道では、日本チームの監督が選手を殴るのを見ていた他国のチームがそれをやめさせようとするような場面があったという。

今更どんな体罰が出てきたところで驚くこともない。 客観的に明らかだろう。 体罰は日本の文化なのだ。 プレイが下手な選手は殴る。 それで勝てるというのならアリかもしれない。 もはや、そう思わざるを得ないようなところまで体罰精神は日本に根付いているとしか言いようがない。

しかし、このニュースにはもっと奥深い問題が隠れている。 この告発は昨年11月に行われているのである。 今は1月下旬だ。 告発の内容が事実ではないとか、調査中なので発表できないのなら仕方ない。 そうではない。 テレビのニュースでは、既に調査で暴力の事実は確認されていて、指導もしたと報じていた。 もしそれが事実だったら、JOCが五輪選手の強化合宿で暴力行為があったことを隠蔽していたことになる。

信じられないことだが、本当にそれが事実なら、日本にはオリンピックを誘致などする資格はないと思う。 他のことは全て差し引いても、都合の悪いことは黙っておく、隠す、そんなことがオリンピックの精神とかスポーツマンシップにふさわしい訳がないだろう。


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