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京都大学防災研究所がM7以上の首都圏直下型の地震が起きる確率を5年以内で30%弱と試算 [時事寸評]

したという報道が朝日新聞デジタル等で報道された。1日。

これに対して、1月23日に東京大学地震研究所が発表した確率は、 4年以内に70%となっている。 いずれも、従来の政府発表「30年以内に70%」を大きく上回る。

テレビの報道で、これを見た通行人の反応なのだが、

どちらを信用していいか分からない

コメントしていたのはゆとり世代の人には見えなかったのだが、確率の意味が分かっているのかな? 仮に「5年以内に30%」の方が信用できるとして、どのような生活上の違いがあるのだろう?

さて、どっちが信用できるか。 常套手段としては、こういう場合は危ない方を信用しておくというのが一つ。 もう一つは新しい方を信用するという方法である。新しい方がたくさんデータが得られていて、正確な結果が出せるという考え方だ。

実際は、東大と京大は、試算に使っている式に大きな差はないらしい。 原理が同じなのに結果が違う理由は、テレビではデータの観測期間が違うためと説明していた。 つまり、東大は昨年の震災直後から12月までの地震のデータを使っているが、京大は今年1月21日までのデータを使っているので、地震の発生頻度が少ない期間が増えた分、確率が小さくなったというのである。

本当にそうなのかは計算式を見ないと分からない、ていうか、見ただけでは分からないかもしれないが、 個人的には、なぜ東大が4年以内に70%という結果を出しているのに、京大が5年以内に30%弱というような結果を出すのか興味がある。4年で何%かを発表してくれたら比較が簡単なのは誰でも分かることなのだから、何かあえて期間をずらす理由があるのだろう。

首都直下地震、4年以内の発生確率70% M7クラス、東大試算 - MSN産経ニュース

朝日新聞デジタル:首都圏M7級地震、京大は「5年以内に28%」 - 社会 ( http://www.asahi.com/national/update/0201/TKY201202010134.html )

※朝日新聞デジタルの記事は途中までしか読めなかったのでリンクしていません
タグ:京大 東大 地震
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