内閣府の検討会が南海トラフの巨大地震についての新たな想定を発表 [時事寸評]
した。3月31日。 それによれば、最大級の地震の規模はM9.1、津波が最も高くなるのは高知県で最大34mとなっている。
浜岡原発の津波は21mという予想になっている。 建設中の防波堤が18mなので防ぎきれないということになり、対策を見直す必要があるというのだが、 ここでちょっと気になったのが、停止している原発の津波対策である。
どうしてそういう先入観を持ったか知らないが、なぜか私は原発の地震対策というのは、稼働中の原発に対して行うものだと思い込んでいた。
稼動してしなくても、原発のように危険物を保存している施設は津波対策が必要だ。原発に限らず、危険な物質を保存している施設は全てそうである。 先の大地震では津波で石油タンクが流されていたようだけど、 中が劇薬の類だったら周辺が汚染されて大変なことになる危険もあるのだ。
これが流されたらどうなるか、という視点で想定した上での対策が必要なのである。
最大津波34メートル 南海トラフの巨大地震で新想定 浜岡原発で想定超(1/2ページ) - MSN産経west
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