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大相撲で「取り直し」の珍事 [時事寸評]

があって、取り直しになるという珍しい話。 19日の大相撲秋場所。

日馬富士と豪栄道の対戦。 優勝争いに絡む一番なので、気合も入っている。 立会いから豪栄道がよい突っ込みで日馬富士を土俵際に追い詰める。 日馬富士は俵の上をぎりぎり残しながら回り込もうと頑張っている。

というところで、親方が手を上げてアピール。行司はこれを見て勝負を止めた。 力士は何なんだという表情。 親方談。

日馬富士が回り込んだ時に(土俵の外に)左足が着いたと思った

ところがビデオで確認しても、足が外に着いたことが確認できない。 砂も乱れていない。 協議の結果は「勘違い」で、やり直すということになってしまった。 その瞬間の写真がスポーツ紙に出ていたのだが、本当に際どいところで、あと何mmでアウトというか、見間違えても仕方ないような微妙な状況。

ちなみに、記事にも書いてあるが、このような場合は勝負が決するまで待ってから物言いをするのがいいそうだ。

このやり直しで、今度は日馬富士がうまく立ち会って一気に押し出して勝ってしまった。 やり直しがなければ豪栄道が勝っていた可能性もあるのだが、豪栄道談。

負けは負けですから

この時の言い方がカッコよかった。 未練とかそういうのが一切感じられない、潔い一言だ。 負けてカッコいいというのも珍しい話かもしれないけど、力士というよりも、武士のこだわりを見たような感じがした。


タグ:大相撲 誤審
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