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パソコン遠隔操作事件で逮捕された容疑者が追起訴 [時事寸評]

されたそうだ。 2日、東京地検。

容疑は威力業務妨害と脅迫。 既にハイジャック防止法違反という珍しい容疑で起訴されているが、威力業務妨害というのは、なりすましてメールを送信したという確証が得られたということなのだろう。 容疑者は容疑を否認、取調べを拒否しているというのから、客観的な証拠が固まったのかもしれない。

個人的には便乗してネコに鈴付けたら逮捕されて他の事件も全部やったことにされているような気もする。 そもそも、この事件が単独犯である必然性は何もないのだ。 ただ、仮に他に真犯人がいるとすれば、容疑者が逮捕されてから今まで何の行動もないというのが不自然な気もする。

少し話が逸れるが、 最近、ユーザーが知らない間にウィルス検査のソフトが勝手にインストールされてしまって、他のアプリが動作しないということがあった。 調べたところ、そのウィルス検査ソフトが原因と分ったので、アンインストールすることで無事解決した。

これは現象としては明らかに業務妨害になっている。 しかし、それがインストールされたことにユーザーが全く気付いていないにも関わらず、裁判になった場合、ユーザーが自分の意思でインストールしたことになってしまうと思われる。 「インストールしますか?」のような問いにどこかでYesを選択しているからだ。

ちゃんとしたメーカーが出来るのなら、悪意を持った第三者が同じようなことをするのも簡単な話で、実際スパイウェアの類の悪質なソフトはたくさん出回っているのだが、もしそれに威力業務妨害が適用できるのなら、個人的には、前述のように意図しないでインストールされるような普通のウィルス検査ソフトにも威力業務妨害を適用すべきだと思った。 業務妨害したのは明らかなのだから。


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