中学校に侵入して窓ガラス53枚を割った容疑者の少年が逮捕

された。13日、神奈川県。 容疑者はこの中学校の卒業生で、15歳の少年2名。 容疑は器物損壊と建造物侵入。

犯行のあったのは3月8日から9日にかけて。 小田原市東町の市立白鴎中に侵入し、窓ガラス53枚、約112万円相当を割ったという。 容疑者談。

誘われて楽しそうだったのでやった

誘った容疑者談。

他の学校の事件に感化された。当時聴いていた歌の歌詞に同様の内容があり、触発された

何の歌か分らないのだけど、尾崎豊の「卒業」という説がある。 この超有名な歌を聴いて本当にガラスを割るというのはかなりのレアケースだと思うけど、一般論として、そのような歌を作る人はこのような犯罪が発生することを想定しているのだろうか?

15歳といえば、ガキですよね。 正常な判断力がまだないかもしれない。 そういう人が「窓ガラス壊してまわった」という歌詞を聴いて本当にやるというのは、ある意味仕方ないことだと思う。 ただ、この種の事件は、事後処理をきっちりやって欲しい。 この事件なら、窓ガラス代112万円を弁償するのは当たり前として、ガラスが割られている間に教室が使えなくなった分の補償、清掃などの手間賃、慰謝料まで全部含めて利息を付けた上で請求すべきだろう。

話は変わるが、少し前に知恵袋に、ホリエモンの「刑務所なぅ」という本を読んで、刑務所に行きたくなったという人が投稿していた。 しかも書いていた質問が、刑務所に入りたいので女性を襲って逮捕されてもいいか、というような内容なのである。

この場合、出版関係者はともかく、ホリエモンは多分そういう人が出てくることをある程度予想していたと思う。 かなり知的レベル高いですからね。 何かを書いて公開する人は、それを読んだ人がどうするかも想像するものなのだ。

もちろんそれで実際に犯罪が起こって被害者が出ても、ホリエモンには何かをする責任は全くないし、それを想像していたからといって本を出すのを控える必要もない。 ただ、実際にそういうことになった時にどう対応すべきなのか、そこは事前に考えておいてもいいのではなかと思うのだ。 「お前のせいで家族が被害者になった」という理由で復讐に来る人がいるかもしれないのである。 キレた理不尽な相手に対してきっちり論破できないとかなりヤバいことになってしまう。

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